今回は都立高校受験を考えている中学生の方向けに、都立高校受験の際の内申点の計算方法を解説していきます。
これをみれば内申点の計算はバッチリです!
内申点の計算が必要ってどういうことか。
内申点はそのままの点数が使われるわけではありません。
すこしばかり計算をして、その結果が入試の際の合否に使われる得点となります。
この計算した数字を換算内申と言います。
また、何も計算せずに合計した数字を素内申と言います。
志望校合格のため、なにをどれくらいあげればいいか自分で計算できると良いでしょう。
換算内申は都立高校入試で使われます。
対して素内申は私立高校入試で使われることが多いですね。
自分の成績表をみよう!
まずは自分の成績表をみましょう。
全部で9教科が5段階評価で出ていると思います。
英語 | 国語 | 数学 | 理科 | 社会 | 美術 | 音楽 | 技・家 | 体育 |
3 | 3 | 3 | 4 | 3 | 4 | 3 | 5 | 3 |
今回はこんな感じの成績の生徒がいたとして実際に計算してみます。
5教科を計算します。
英語・国語・数学・理科・社会の5教科はそのまま足し算します。
英語 | 国語 | 数学 | 理科 | 社会 | 美術 | 音楽 | 技・家 | 体育 |
3 | 3 | 3 | 4 | 3 | 4 | 3 | 5 | 3 |
今回の例だと、3+3+3+4+3=16点ですね。
残りの4教科を計算します。
4教科(美術・音楽・技術家庭・体育)は足し算してから2倍します。
英語 | 国語 | 数学 | 理科 | 社会 | 美術 | 音楽 | 技・家 | 体育 |
3 | 3 | 3 | 4 | 3 | 4 | 3 | 5 | 3 |
(4+3+5+3)×2=30点となるわけですね。
合計点を出そう!
先ほど計算した5教科と4教科を足し算します。
例だと5教科が15点、4教科が26点でしたね。
なので合計は16+30=46点となるわけです。
以上で終わりです。意外と簡単ですね!
ちなみに換算内申点の最大点は65点です。
5科×5点+4科×5点×2倍=65点ですね!
最後に。
この結果から、4教科の内申点ってめちゃくちゃ重要だって気づきましたか?
なんてったって2倍ですから、数学を1上げるより、音楽を1上げた方が有利に働くんです。
4教科だからってなめていると痛い思いをします。
期末テストでは、しっかり点数が取れるように試験勉強をしていきましょう。
あ、ちゃんと提出物も出すんですよ!!
では、本日の授業はここまでです。
何度も読み返して、復習しておいてくださいね。
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